デイゲームアジングはなぜ難しいのか?日中に釣るための光と影の使い方

デイゲームアジングはなぜ難しいのか?日中に釣るための光と影の使い方

1. イントロダクション:「夜は釣れるのに、昼はまったく釣れない…」

アジングを始めた頃、こんな経験をしたことがある。

「ナイトゲームなら連発するのに、デイゲームではまったくアタリがない…」
「魚がいないのか?と思っても、サビキでは普通に釣れている…」
「ワームやジグを変えてもダメ…いったいどうすれば?」

最初は 「デイゲームはアジがいないから釣れないのでは?」 と思っていたが、ある日、ベテランアングラーと釣行したときに、「光と影を意識すると釣れるようになる」 というアドバイスを受けた。

実際に試してみると…

「今まで無反応だった場所で、影の部分を攻めたら急にバイト!」
「太陽の角度によって、アジが集まる場所が変わることを実感!」
「日中でもアジが釣れる!」

そこで今回は、「デイゲームアジングが難しい理由」 と、実際に釣果を上げた 「光と影を利用した釣り方」 を詳しく解説する。


2. なぜデイゲームアジングは難しいのか?

🔹 理由①:アジは光に敏感で、日中は警戒心が強くなる

夜は常夜灯などの影響で「適度な明暗」ができ、アジが安心して回遊する。
しかし、昼間は光量が多すぎて、警戒心が強まりやすい!

ナイトゲームではバイトが明確なのに、デイゲームではバイトが極端に弱い…
ワームやルアーのシルエットがはっきり見えすぎて、不自然に見えてしまう…
水がクリアな日中は「違和感を感じた瞬間に見切られる」ことが多い…


🔹 理由②:レンジが変わりやすく、アジが溜まりやすいポイントが限られる

ナイトゲームでは表層~中層に浮いているアジが多いが、日中は深場に落ちることが多い
特に晴天時はボトムに張り付く傾向が強く、浅場ではほぼ釣れないことも…


🔹 理由③:動きが速く、ルアーをじっくり見切る時間が増える

夜よりも視界がクリアなため、ワームやジグをじっくり観察される
「動きが不自然なもの=危険」と判断され、バイトしないことが多い

このように、「日中のアジは警戒心が強く、深場や影に身を潜め、ルアーをよく見て見切る」 という特性がある。


3. デイゲームでアジを釣るための「光と影」の使い方

① 影を狙う!「光と影の境界線」にアジは潜む

アジは 「まぶしい場所」には出たがらず、適度な影がある場所を好む 傾向がある。

橋脚の影 → 潮の流れが当たりやすく、アジの待機場所になりやすい
桟橋の下 → 人の影や構造物の影ができるポイントはアジが付きやすい
防波堤の壁際 → 光が遮られるため、昼間でもアジがステイしやすい

🎣 実釣経験:「太陽の位置を意識したらアタリが出た!」
ある漁港で、影がほとんどない場所を狙っていたが、まったく反応なし…。
「もしかして?」と思い、堤防の影が伸びている部分にキャストして、ボトム付近を探ると…

いきなり「コンッ!」とバイト!
影がある場所では、アジの警戒心が薄れることを実感!


② 太陽の角度によって「アジがいる場所」が変わる

朝(東側の影が長い時間) → 東側の影が長くなるので、そのラインを重点的に攻める
昼(影が少なくなる時間帯) → 深場や橋脚の影に移動するアジを狙う
夕方(西側の影が伸びる時間) → 西側の堤防や橋脚の影にアジが集まりやすい

🎣 実釣経験:「昼の無反応タイムに、橋脚の影で連発!」
昼間はどこを狙ってもアタリが出なかったが、橋の影がしっかり伸びてきたタイミングで…

アタリが急増!
橋脚の影でアジが溜まっていた!

➡ 「太陽の角度と影の位置を意識するだけで、釣果が大きく変わる!」


③ ワームカラーは「クリア系 or 影に溶け込むカラー」を選ぶ

日中は視認性が高すぎるため、クリア系 or ベイトに似たカラーが有効
影の中では、シルエットが際立つ「ブラック or ダーク系」も意外と効果的

🎣 実釣経験:「白系では無反応→クリアに変えたら即バイト!」
日中に ピンクやホワイトのワーム を使っていたが、まったく反応なし…。
試しに 「クリア+ラメ」に変更 すると…

急にバイトが出始め、違和感なく食わせられるようになった!

➡ 「ワームカラーも光量に合わせて調整すると、釣果が変わる!」


4. まとめ:「光と影を意識すると、デイゲームは攻略できる!」

デイゲームが難しいのは「光量が強すぎて、アジの警戒心が高まるから」
アジは「影のある場所」に身を潜めやすく、明暗の境目が狙い目!
太陽の角度によってアジが溜まりやすいポイントが変わる!
ワームカラーは「クリア系 or 影に溶け込むカラー」が有効!

「日中は釣れない」と諦めるのではなく、
「光と影を意識して、狙うポイントやカラーを変えれば、デイゲームアジングも成立する!」