アジは縦に釣れ!縦のレンジ攻略で釣果を倍増させる方法

アジは縦に釣れ!縦のレンジ攻略で釣果を倍増させる方法

1. イントロダクション:「横の釣り」だけではアジは釣れない!

アジングを始めたばかりの頃、こんな思い込みをしていた。

「アジング=ただ巻き or 軽いリフト&フォールが基本」
「キャストして、巻けば釣れる」
「横の動き(リトリーブ)だけを意識していればOK」

しかし、ある釣行で**「レンジを意識しないと、アタリすら取れない」** という経験をした。

「今日はアジがいないのか…?」と思ったが、試しに**「縦のレンジ」を細かく刻むように意識** して釣ると…

今まで無反応だったのに、一気にアタリが連発!
しかも、同じポイントで数を伸ばせるようになった!

この経験から、「アジは横の動きだけでなく、縦のレンジ攻略が重要」 ということを痛感した。
そこで今回は、「縦のレンジを意識したアジング」 について詳しく解説する。


2. 縦のレンジを意識しないとアジは釣れない!

🔹 アジはレンジにシビアな魚

アジは、潮の流れ・水温・ベイトの動き によって泳ぐ層(レンジ)が変わる。
これは実際に釣りをしていてもよく分かることで、たとえば…

昨日は表層で釣れたのに、今日は中層以下しかアタらない
同じポイントでも「カウント5」で反応する日と、「カウント15」でしか食わない日がある
リトリーブでは釣れないのに、フォール中ならバイトが出ることがある

つまり、「アジがいる層=正しいレンジを探すこと」 が、釣果を伸ばす最大のカギとなる。


3. 実釣経験:「レンジを刻んだら釣果が劇的に変わった!」

ケース1:表層狙いで釣れず、レンジを下げたら連発!

ナイトゲームで、常夜灯周りの表層を狙っていたが、まったくアタリがない 状況。
「今日はダメか…?」と思いながら、試しにジグヘッドを1.5gに変え、カウント10まで沈める と…

フォール中に「コツッ!」とアタリ!
その後も、レンジをキープするとバイトが続く!

この経験から、「アジは見えている場所だけにいるとは限らない」 ことを実感。
レンジを下げたことで、今まで見えていなかったアジを攻略できた!


ケース2:ボトム狙いで食わず、逆に表層を攻めたらヒット!

別の釣行では、「今日はボトムにアジがいるはず」と思い込み、ボトムを重点的に攻める もアタリなし…。

そこで、半信半疑ながら**「超スローリトリーブで表層を狙う」**と…

いきなり「コンッ!」というアタリ!
表層で回遊しているアジを見つけ、連発!

この経験から、「固定概念を捨て、上から下まで探ることが大事」 だと痛感した。


4. 縦のレンジを攻略する具体的な方法

① レンジを「カウント」で探る

アジングでは、フォールスピードを活かして**「カウントダウンでレンジを刻む」**のが基本。

🔹 実践方法

  1. キャスト後、ラインスラックを取る
  2. 1秒ごとに「1、2、3…」と数えながらフォールさせる
  3. カウント5、カウント10、カウント15…と段階的に探る

アタリが出たカウントを基準に、そのレンジを集中的に攻める!


② ジグヘッドの重さを変えて、レンジキープ

レンジが分かっても、ジグヘッドの重さ次第で攻め方が変わる。

軽量ジグ(0.4g~0.8g):表層~中層をスローに探る
中量ジグ(1.0g~1.5g):中層~ボトムをバランスよく探る
重量ジグ(2.0g以上):ボトムをしっかり攻める&潮が速いとき用

➡「今日はこのレンジ」と決めつけず、ジグヘッドを変えて縦に探る!


③ フォールを主体にする(縦の動きで誘う)

リトリーブだけではなく、フォールの時間を長くすることで、縦のレンジをより意識できる。

テンションフォール(ラインを張りながら落とす) → フォール中のバイトを取りやすい
フリーフォール(ラインを緩めて自然に落とす) → ナチュラルに見せたいとき有効

➡ 「ただ巻き」だけで釣れないなら、フォールを使って縦のレンジを意識する!


5. まとめ:「横」ではなく「縦」を意識すると釣果が変わる!

アジは「いるレンジ」にしか反応しない!レンジを刻むのが最重要!
カウントダウンで「どの層にアジがいるか?」を探り、レンジを特定する!
ジグヘッドの重さやフォールスピードを調整し、縦の釣りを展開する!

「今日は表層だろう」「ボトムにいるはず」と決めつけず、
「アジは縦に釣れ!」を意識するだけで釣果は倍増する!