超軽量 vs. 高弾性!アジングロッドの“曲がり”が釣果にどう影響するのか?

超軽量 vs. 高弾性!アジングロッドの“曲がり”が釣果にどう影響するのか?

1. イントロダクション:「ロッドの硬さで釣果が変わるのか?」

アジングを始めた頃、こんな疑問を持っていた。

「高弾性ロッドって感度はいいけど、硬すぎて弾かれない?」
「しなやかなロッドのほうが乗せやすい気がするけど、バイトが分かりにくい…?」
「結局、どっちのロッドが釣果に直結するの?」

最初は 「とりあえず感度のいい高弾性ロッドが正解!」 と思い込んでいたが、
釣行を重ねるうちに 「曲がり方によって釣れるアジの数が変わる」 ことを実感した。

そこで今回は、「超軽量ロッド」と「高弾性ロッド」それぞれの特性と、釣果に与える影響 について、実釣経験をもとに詳しく解説する。


2. 高弾性ロッドとは?(感度重視・掛けるアジング向け)

🔹 高弾性ロッドの特徴

40t以上のカーボン素材を使用し、張りが強い
感度が非常に高く、フォール中の微妙なアタリも手元に伝わる
ティップが硬いため、バイトを弾きやすいこともある

🎣 実釣経験:「高弾性ロッドは感度抜群!でも乗らない…」
あるナイトゲームで、「コンッ!」と明確なアタリが頻発 する状況。
「これは楽勝で掛かるだろう」と思いながら即アワセを入れたが…

フックがしっかり掛からず、バラし多発…
アワセが強すぎると、アジの口切れが起きることも…

そこで、意識的に 「フッキングを少し遅らせる」「ラインスラックを出してアワセる」 ことを試したところ…

しっかり上顎に掛かる確率がアップ!
ティップが硬い分、フッキング動作に工夫が必要だと実感!

➡ 高弾性ロッドは「掛けるアジング」に最適!でも、乗せるには工夫が必要!


3. 超軽量ロッドとは?(しなやか・乗せるアジング向け)

🔹 超軽量ロッドの特徴

低弾性カーボンやグラスコンポジットを使用し、柔らかい
アジがワームを吸い込みやすく、違和感を与えにくい
感度は高弾性ロッドに比べて落ちるが、バイトを弾きにくい

🎣 実釣経験:「超軽量ロッドに変えたら、急にアタリが増えた!」
同じポイントで、高弾性ロッドでは乗らなかったアジ がいた状況。
「これはロッドの違いで食いが変わるのでは?」と思い、超軽量ロッド(グラスソリッド)にチェンジ!

すると…

フォール中のバイトが増えた!
バイトは小さいが、フッキング率は明らかに向上!
ティップが入りやすいので、アジの違和感が減る!

ただし…
フォール中のアタリが分かりにくくなる(感度が落ちる)
フッキングに時間がかかることもある

➡ 超軽量ロッドは「乗せるアジング」に最適!感度よりも食わせを重視するなら◎!


4. 超軽量 vs. 高弾性、どちらを選ぶべきか?

🔹 シチュエーション別の使い分け

シチュエーション おすすめロッド 理由
活性が高く、バイトが明確 高弾性ロッド 掛ける釣りが有効、即アワセでしっかりフッキング
食い渋り or スレたアジ 超軽量ロッド バイトを弾かず、じっくり吸い込ませられる
風が強く、ラインが流される 高弾性ロッド 感度が高く、フォール中のバイトを取りやすい
アジの吸い込みが弱い 超軽量ロッド 違和感を与えず、ナチュラルに食わせられる

🎣 実釣経験:「釣れないときにロッドを変えたら劇的に変わる!」
スレたアジが多い状況で、高弾性ロッドではバイトがあっても掛からない… という状態が続いたが、
超軽量ロッドに変えた瞬間にバイト数が倍増!

逆に、アジの活性が高い状況では、超軽量ロッドではフッキングが遅れ、掛かりが甘くなることも…
そのため、状況に応じてロッドを使い分けるのがベスト!


5. まとめ:「曲がりの違い」で釣果は変わる!適材適所を意識しよう!

高弾性ロッド(40tカーボンなど) → 「掛ける釣り」に最適!感度抜群で、バイトを確実に取れる!
超軽量ロッド(グラスソリッドなど) → 「乗せる釣り」に最適!スレたアジや食い渋り時に効果大!

➡ 「アジの活性」「バイトの出方」に応じて、ロッドを使い分けることが最重要!