潮の流れが止まると釣れなくなる?潮止まりの攻略法

潮の流れが止まると釣れなくなる?潮止まりの攻略法

1. イントロダクション:「さっきまで釣れていたのに、なぜ?」

アジングをしていると、こんな経験をしたことがあるはず。

「ずっとアタリがあったのに、急に無反応になった…」
「ベイトの気配もなくなり、海が静かになった…」
「潮止まりのタイミングを迎えた瞬間、まったく釣れなくなる…」

私もアジングを始めた頃は、潮止まりに遭遇するたびに 「これはもう釣れない時間帯だな…」 と思っていた。
しかし、ある釣行で 「潮が動いていなくても、釣れる方法がある!」 ことに気づいた。

今回は、「潮止まりでなぜ釣れなくなるのか?」 を実釣経験をもとに考察し、
実際に釣果を上げた 「潮止まりの攻略法」 を詳しく解説する!


2. 潮止まりでアジが釣れなくなる理由

潮止まりとは、潮の流れが止まり、海が静かになるタイミングのこと
主に 「満潮・干潮の前後1時間ほど」 に発生する。

では、なぜ潮が止まるとアジが釣れなくなるのか?

① ベイトの動きが止まり、アジの活性が下がる

潮が流れていると、プランクトンやベイトフィッシュも流される → アジが活発に捕食する
潮が止まると、ベイトの動きが鈍くなり、アジも捕食スイッチが入りにくくなる

🎣 実釣経験:「ライズが消えたら、アタリも消えた!」
ナイトゲームで常夜灯周りを狙っていたとき、潮が動いている間は 表層にベイトが多く、アジのライズも頻発!
しかし、潮止まりに入った瞬間、水面が静かになり、アタリがピタッと止まった…

「潮が動かなくなる=アジの捕食スイッチが入りにくくなる」ことを実感!


② アジの群れが拡散し、捕食ポイントが分かりづらくなる

潮が動いていると、アジは「流れのヨレ」や「障害物の影」に溜まりやすい
潮が止まると、アジは広範囲に散らばり、狙うべきポイントが分かりにくくなる

🎣 実釣経験:「潮止まりで群れが散った…」
潮が動いているときは 防波堤の角や常夜灯下 にアジが集中していたが、
潮止まりに入った途端、どこにキャストしても反応なし…

「潮が止まると、アジの群れが拡散する」ということを実感!


3. 潮止まりの攻略法:釣れるパターンを見つける3つの方法

「潮止まり=釣れない時間」と決めつけるのは早い!
実際に潮止まりの時間帯でも釣果を出した**「3つの攻略法」** を紹介する。


① 「止まっている潮でも変化がある場所」を狙え!

潮が止まっても、完全に水が動かないわけではない
わずかに潮が残っている 「動きのあるポイント」 にアジは溜まりやすい。

防波堤の先端やカーブ(潮がぶつかる場所)
橋脚やテトラポッドの周り(潮が動かなくても、流れが発生しやすい)
水深が急に変わるブレイクライン(ベイトが溜まりやすい)

🎣 実釣経験:「潮止まりで唯一釣れたのは“角”だった!」
潮止まりでアタリがなくなった後、
試しに 「防波堤の先端」 へキャストすると… 「コンッ!」と明確なバイト!

潮が止まっても、ちょっとした「流れの残る場所」にアジはとどまる!


② フォール時間を長くし、「じっくり見せる」釣りに変える

潮が止まると、アジは**「積極的にエサを追わなくなる」**ため、
普段のアクションでは食わなくなることが多い。

「ゆっくり見せる」釣り方に変えることで、食わせのチャンスを増やす!

ジグヘッドを軽くする(1.0g → 0.6g) → スローにフォールさせる
テンションフォール or フリーフォールを使い分ける → ナチュラルな動きで誘う
ただ巻きではなく、「リフト&フォール」や「スローなドリフト」にシフトする

🎣 実釣経験:「スローなフォールに変えたら、アタリ復活!」
潮止まりでまったくアタリがなくなったとき、
試しに ジグヘッドを1.0g → 0.6gに変更 し、フォールを意識すると…

フォール中に「モゾッ…」とした違和感バイト!
速い動きには反応しないが、ゆっくり見せると食うことを実感!

潮が止まったら、アクションをスローにするのが効果的!


③ ワームのカラーとサイズを変えて、見切られにくくする

潮止まりのタイミングでは、アジの警戒心が上がり、
「ワームをじっくり見て食うかどうか判断する」 ケースが増える。

「見切られないカラー&サイズ」を意識する!

カラーは「ナチュラル系(クリア・オキアミ)」が有効
ワームサイズを小さくする(2インチ → 1.5インチ)
フックサイズを下げて、吸い込みやすくする(#8 → #10)

🎣 実釣経験:「グロー系がダメでも、クリア系にしたら食った!」
潮が動いているときは グロー系(白) で釣れていたが、潮止まりで反応なし…。
そこで 「クリア+ラメ」に変えたら、急にバイトが復活!

潮が止まると「目立ちすぎる色」は警戒される!
ナチュラルなカラー&サイズで違和感を減らすと、食わせられる!


4. まとめ:「潮止まり=釣れない」は間違い!

潮が止まると、ベイトの動きが鈍くなり、アジも食い渋る!
完全に流れが止まらない「変化のある場所」を狙え!
フォールを長くして、じっくり見せる釣りにシフト!
ワームのカラーやサイズを調整して、見切られにくくする!

「潮止まり=釣れない」と決めつけず、
「どうすればアジに口を使わせられるか?」 を考えることが、釣果アップの鍵! 🎣