アジは縦に釣れ!レンジ刻みの思考術

アジは縦に釣れ!レンジ刻みの思考術

1. アジが“見えている”のに釣れない理由

アジングをやっていると、「表層でライズしてるのに釣れない」っていう経験、ありませんか?
自分も最初の頃は、表層に気配があれば「上にいるんだろう」と思って、ただ巻きばかりしていました。

でも釣れない。バイトもない。
そこでカウントを5、10、15と刻んでいって、カウント20でいきなり「コンッ!」と明確なバイト。

「魚はいたけど、見えてたやつじゃなかったんだ」と実感した瞬間でした。
それからというもの、“縦に探る”意識がアジングの根幹になりました。


2. アジは“縦に動く魚”だと認識すべし

釣り場に立っているとどうしても「横」に意識が向きがちですが、
アジは横移動よりも縦移動に敏感です。

潮の速さ、水温、光量、ベイトの付き方。
それらが変化した時、アジは**「その場所でレンジを変える」**という選択をとります。

つまり、“いるのに釣れない”状況は、レンジを外していることが原因であることが圧倒的に多い。


3. 実釣で何度も感じた「縦を刻む」ことで釣れた瞬間たち

🎣 エピソード①:

風がなく、ベイトっ気もあるが、表層ただ巻きでは沈黙。
ジグヘッド1.0g、カウント10で反応なし。
15まで落とした瞬間、「スッ」とラインが走る。即フッキング。

それからは15〜18カウントだけに集中して10匹以上。
周りのアングラーはレンジを合わせられず苦戦。

➡ **「同じ場所に投げて、同じワーム、でもレンジが違うだけで釣果に差が出る」**という教訓になった日。


🎣 エピソード②:

潮止まり直後の静かな時間帯。
軽量ジグ単0.6gで表層〜中層をリフト&フォールで探るがバイトなし。

「これはボトムかも?」と思い、20カウント沈めてから3秒ステイ
そのとき、ティップが「モゾ…」。
合わせたら20cm級。

その後、20〜23カウントに絞って5匹追加。

➡ **「潮が緩むとアジはボトムに溜まりやすい」**ことを体で覚えた釣行。


4. 実際にやっている“縦に刻む”3ステップ思考法

✅ ステップ①:「表層から始めるな、中層から入れ」

最初の1投目で表層をやりたくなる気持ちはわかるけど、
中層(カウント10前後)から探った方が“判断材料”が多い。

理由は、

  • 上ならすぐ出る

  • 下なら出ない

  • 中がダメなら上・下どちらかにズレてるだけ

表層から始めると、「出ない=いない」と勘違いしやすい。
自分は基本、カウント10→5→15→20→ボトムの順で刻む。


✅ ステップ②:「アタリが出たら±3カウントを丁寧に探る」

例えばカウント15でバイトが出たら、
12〜18カウントの間を細かく刻む。

特にアジは群れでレンジが揃う傾向があるので、
「この層だけに集中した方が効率がいい」っていう場面が多い。

ワームもアクションも変えず、ただレンジだけ変えて釣果が伸びたことは数知れず。


✅ ステップ③:「レンジを探るジグヘッドとリーダーセッティング」

  • ジグヘッド:0.8g〜1.2gが基本
     → 軽すぎるとレンジが安定せず、刻みがブレる

  • ライン:エステル0.3号+フロロリーダー0.8号(30cm)
     → テンションコントロールしやすく、フォールスピードが掴みやすい

  • ラインの角度:できるだけ立てる(潮に対して直角)
     → 垂直に近づけることで、カウントでレンジが読みやすくなる


5. “横”では釣れない日を救うのが“縦”の思考

「ワームが悪いのかも」
「カラーが違うのかも」
「潮が悪いのかな…」

と悩む前に、一度立ち止まって
**「ちゃんと縦に探っているか?」**を自分に問いかける。

表層も中層も反応がなくても、あと3カウント深く刻んだだけで食うことがアジングでは本当に多い。


✅ まとめ:アジは“縦に探す”と数もサイズも伸びる!

  • 表層からではなく中層から入る

  • アタリが出たら±3カウントで群れの厚みを読む

  • ジグヘッドの重さとライン角で、レンジの精度を高める

  • レンジが合えば、アクションやワームを変えずとも釣果が出る


「今日も釣れなかった…」
そんな夜の原因は、レンジのズレかもしれません。

横に探るより、1投ごとに“縦を刻む”意識を持つ。
それだけで、釣果は確実に変わります。